【1分で要約】限りある時間の使い方
タイムマネジメント(時間管理術)について、本書を通じて、今まで抽象的に理解していたことやそもそもの概念がひっくり返りました。
今、時間の使い方について考えている方やいかに時間を有効に使うかを日々悩んでいる方におすすめです。
こんな方にオススメ↓↓
- 時間の使い方について学びたい。
- 時間を無駄にしてしまう。
- これから自分のやりたいことがあるので、タイムマネジメントをしっかりしたい。
要約
人生は短く、80歳まで生きるとしてもたったの4000週間しかない。
そのため、人生を本気で生きようと決意した時には、人生が終わってしまうという人が多い。
要するに、限られた人生の時間をどう使うかが重要であるが、
世の中に出回っているタイムマネジメント本は皆同じようなことが書いてあり、役に立つものがないと本書では断言しています。
よくあるタイムマネジメント本に書いてあることは以下。
・限られた時間の中で、いかに多くのタスクをこなすことができるか。 ・毎朝早く起きて規則正しい生活をできるか。
上記に関しては、もちろん重要ではあるが、タイムマネジメントができるようになれば解決されることではない。
根幹となる「時間が限られている」という問題を解決されていない。
そもそも短い時間の中で多くのタスクをこなせるようになればなるほど、タスクが減っていくのではなく、より多くのタスクがやっていきてはこなすというベルトコンベア状態になり、逆にストレスに繋がってしまう。
要するに世に出回っているタイムマネジメント本は、いかに短い時間に対して多くのことをこなせるかということが主に書かれているため、
時間をコントロールしようとすればするほど、時間のコントロールが効かなくなり、逆に時間に支配されてしまう末路を伝えられていないと言います。
結果として、生産性を追い求め続けることで自分自身に永遠と負荷がかかり、時間というしがらみに取り憑かれてしまう。
そこで本書は、生産性を追い求めたループを抜け出すため、時間をできるだけ有効使う術が書かれています。
学び
・自分がやりたいことの重要度の中レベル以下は捨てる。最も重要なこと5つに取り組むことが大事。
・大切なことは何が起こっても気にしない生き方をすること。(要するに未来が自分の思い通りにいかないことに対して、一気一憂せず感情にならないことが大事。)
・問題が起こった時は楽しむ。(そもそも問題がない人生はやるべきことがなく意味がない。人生とは一つ一つ問題に取り組んで、それぞれに必要な時間をかけるプロセスである。)
・やるべきことはコツコツやる。一気にやらない。時間を決めてやる。
有限ある時間を健康的に。
そして今生きていることを全力で噛み締めて、今という時間を有効に使いましょう。
あなたの明日を生きるアクセントになりますように。